2013年3月9日土曜日

地域の安全・安心を考える集い

今日は、地域の安全・安心を考える集いがありました。
地域の安全・安心を考える集いは、地域の人々と国分寺市内の中学生は一緒に「地域の安全・安心」について考えるというものです。毎年テーマは異なりますが、かれこれ10年近く続いています。
何年か前から北多摩東BBS会にも声がかかるようになり、今年も話し合いの段階から参加させて頂いていました。

今年のテーマは「地域の絆」でした。一昨年に起こった東日本大震災を受けて、実際に災害が発生し、公共のサービスが停止したとき、必要になってくるものは地域の絆なのではないのだろうか、ということでこのテーマになったそうです。

「地域の絆」とは大変抽象的なものであり、大人の私たちにとってもとても難しいテーマでした。
そのため、最初は中学生の皆さんも「地域の絆ってなんだろう」と疑問が漠然としていましたが、話し合いの回数を重ねる度に「地域の絆を強めるためには何をしたら良いか」「挨拶ってどうやってすれば良いの?」等、どんどん具体的かつ建設的な話し合いになっていき、本当に感心させられました。

本番の「地域の絆」をテーマにした劇は皆、声が大きく、脚本自体も起承転結がはっきりしており、非常に良かったと思います。
地域のみなさんと実際に「地域の絆」について話し合う時も、自分の意見をしっかりまとめて物怖じせずにはっきり話すことができていて、とても感心しました。

中学生の段階で自分の地域について真剣に考えたことは、子供たちにとっても非常に良い経験になったと思います。子供たちや大人たち、地域の人々がみんなで協力して、どんどん国分寺市が良い町になっていったら良いなと感じた一日でした。

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